プロフィール

1966年横浜生まれの42才。小さい時から乗り物好き。小学生の頃は、良く横浜港に船を見に行っていました。
小さいわりに1人自転車で遠乗りをしていました。親も放任主義だったので止められなかったですね。
高校生のときに自動二輪の免許を取得、バイクでちょっとしたよそ見から自爆。頚椎損傷(車椅子)となる。
自分の過失によって障害を持ったことになりますが、すべての責任は自分にあり他人を恨むことは無かった。
これがせめてもの救いでしょうか。最初は落ち込みましたが、前向きというよりは開き直りました。
天性の楽観主義ですね。

その後、3年間の入院、リハビリ生活を経て自動車免許を取得。自分での移動手段を確保したことで高校に復帰、卒業。当時、企業の障害者雇用市場は厳しく、就職活動のしやすい東京へと上京する。
東京の職業訓練センターに身を置き、建築図面の勉強をしながら、就職活動を行い建築関連の事務所に就職したのですが、入院生活の退屈さから始めたPC(当時はマイコン)が楽しく、これを生かした職業に就きたくて、2年ほどで百貨店のシステム部へと転職しました。まだこの頃はPCも少なくアナログな業務がほとんど。コンピュータといえば大きなホストコンピュータがメインな時代でした。企業へのPC導入が加速されつつあった事もあって、PCのプログラマは重宝がられ、システム化しまくりました。後に本社へと異動。より大きな全社システムの設計・開発を担当することにより、楽しくて毎日夜中まで仕事していました。私にとっては仕事というよりは、完全に趣味。更に専門性を伸ばしたくてIT関連企業に転職、現在に至るわけです。
朝起きてから寝るまでのほとんどの時間コンピュータと過ごす訳ですが、全然嫌いにはなりませんね。趣味ですから・・・
私は賢いほうではありませんが、「芸は身を救う」という事でしょうか・・

私が船舶免許を取ったきっかけは、ある日知人から「船舶免許の欠格条項が変更になり、障害者でも取れるようになったんだよ」、と聞いたことからでした。海が好きだった私はすぐに調べ始め、関係機関に問い合わせて身体検査を受けました。検査に合格したことから、対応してくれるボート免許教室を探して通い、ついに1級小型船舶免許を取得しました。そしてヨットエイドでヨットと出会うことになります。

ヨットに出会うまでの私は、体作りとして車椅子ツインバスケットというスポーツをやっていました。
このチームでボランティアに入ってきた女性と出会い、2年ほど交際の後、結婚。もう8年になります。
かみさんは基本的にインドア派なので、当時私がヨットをやっていたとしたら結婚することは無かったかも知れませんね。ヨットを始めたのは結婚後ですが、始めてすぐにヨットが欲しくなり中古のヨットを物色中、かみさんに悟られ、ものすごい反対に遭いました。ヨットというものはすごく高いイメージがあるので、維持費などを計算して提示し、維持できなくなったらすぐに手放すこと、を条件に納得させましたが、もうひとつの条件として住宅購入を約束させられました。

賃貸派だった私は不本意ではありましたが、当時マリーナから遠くに住んでいたこともあって毎週末マリーナに通うのに疲れ、自分からマリーナ近くの住宅を探し、購入へのステップを踏むことになったわけです。約束は果たしたことにより、今はブツブツ言いながらもマリーナまでついて来てくれています。私の肩は重たくなりましたが・・・

ヨット写真